積読になっていた「CPUの創りかた」を読んだので軽く感想書いてみる
どんな本か
- LEDを光らせることができる4bit CPUを作成する手順を書いた本。C言語のプログラムを実行できます。。みたいなところまではやらない。
- 入門本なので読みやすい。CPUの仕組みっていうテーマは難しめだけど、表紙や挿絵が萌え絵だったり文体が緩かったりで緊張感なく読める
- 配線作業など電子工作の「実際の製作方法」は書いていない。実際に作らずに読んだだけだけどそれでも満足感はあった。
- 書かれた年は2003年らしく割と古いけどあんまり気にならない
- クロックとかプログラムカウンタとか命令デコーダとかレジスタとかなんとなく存在は知ってたけどよくわかってなかった仕組みが物理レベルでどう動いているかわかる
- CPUが直接実行できる機械語を論理回路で表現する方法がわかる
感想
CPU設計の仕事とかしたことないし、CPUに近いシステムプログラミング、組み込みプログラミングの分野でもないんだけどブラックボックスだった部分の知識を学ぶのは自信につながってくる気がする。
あと実益よりも単純に好奇心満たせて面白い。っていうのがあるんで読む理由はそれで十分かな。。
機械語をCPUがどう扱ってるのかはぼんやりわかったけど、C言語みたいな高級言語を機械語にする部分とかも気になってきたな。。それはまた別の話でコンパイラの本とか読まないとわからなそう。