2023年2月に「株式会社SquareEight」という法人を登記したので手続きをまとめてみます。
なぜ登記したのか
- 運営しているサービスの信頼性を高めるため
- 勉強のため
- 運営しているサービスの信頼性を高めるため 2022年からコツコツと作ってきた「SquareEight」というクラウドサービスを運営する法人を作りたったためです。
https://square-eight.net/ 一人で運営しているサービスですがクレジットカードや銀行口座を登録するサイトなので法人が運営している形にして信頼性を高めたかったからという目的があります。
2.勉強のため 私は会社員を約4年やった後に3年ちょっとフリーランスをやっていますがいまだに会社の仕組みについてわかっていないことが多いので一人で小さい会社でも一通りの運営を担当することで経験値を積みたかったという動機もあります。
登記する時に迷ったこと
会社の形態を合同会社にするか株式会社にするか 士業の人に頼むか自分で書類作成、提出をするか 資本金をいくらにするか 決算日はいつにするか 発行株式数はいくつにするか 法人の印鑑をどこで買うか 会社の形態を合同会社にするか株式会社にするか 会社形態は株式会社の他に合同会社、合名会社、合資会社とありますが一般的にはほぼ「株式会社」か「合同会社」の2択のようです。
ざっくり以下のようなメリット、デメリットがあります。
株式会社のメリット
社会的信用度が高い 株を使った資金調達ができる 万が一のときにも有限責任にできる 法人の節税メリットを受けられる
株式会社のデメリット
設立費用が高い 決算公告の義務がある 役員任期がある
合同会社のメリット
設立費用が安い ランニングコストを抑えられる 経営の自由度が高い
合同会社のデメリット
株式会社に比べて知名度が低いため信頼性はやや劣る 資金調達の方法が限られる 社員同士が対立する可能性がある 上場できない この辺りはインターネット上に詳しく書かれた記事が多くあるので今回は詳しくは触れません。以下の参考記事などを参照してください。
参考
https://www.freee.co.jp/kb/kb-launch/gohdogaisha-merit-demerit/#content3-3 https://www.freee.co.jp/kb/kb-launch/gohdogaisha-merit-demerit/#content3-3 結局株式会社の方が信頼性もあり自分の会社の株を扱うことで勉強にもなりそうだったのでより今回の法人登記の目的に沿っていると判断しました。
士業の人に頼むか自分で書類作成、提出をするか
個人事業主としてfreeeという会計サービスを使ったいたのですがこのサービスの運営会社が「freee会社設立」というサービスを提供していたのでこちらを利用したところ手数料なしで行政書士事務所に登記謄本の作成を依頼することができました。
freee会社設立の手順に沿って手続きを進めれば基本的には迷うことなく法人登記できる印象です。
資本金をいくらにするか
100万円資本金として自分の貯蓄から出資しました。
Webサービスの運営なので必須なのはサーバー代くらいで100万円あれば当面運営できるだろう。くらいの感じで少なめに設定しました。
資本金はいくらでも良いようです。1円でも法律上問題なし。
決済月はいつにするか
11月にしました。4月や12月など他の会社に多くある決算月だと税理士が混み合うのでずらした方がいいとfreee会社設立の担当の方にアドバイスを受けて当初12月にしようとしていたのを11月に変更しました。
基本的には設立日の前月にしておくのがいいようです。
今回は当初1月設立予定だったので12月検討
→アドバイスを受けて11月に変更
→諸々遅れて1月ではなく2月設立になったが決算日は当初決めたままで決定。
という形です。
発行株式数はいくつにするか
400株発行しましたがfreee会社設立の担当の方や行政書士の人に「出資金100万円によくある初期株式数」と聞いたのでそのまま決めただけで正直これが良いのか悪いのかは実際に資金調達する場面にならないとわからなそうです。
法人の印鑑をどこで買うか
会社印が壊れると登記し直しで3万くらい取られるらしいので一応一番壊れにくいチタン製のものを買いました。
街のハンコ屋に行ったらチタン製のものは10万円くらいしたんですがAmazonで2万くらいで買えるのでこれでいいと思います。
まとめ
株式会社設立時に判断したことをまとめてみました。この判断が正しいかどうかはしばらく運営してみて答えが出ると思うのですが参考までに。